共働き夫のブログ

地方在住、共働き、子供2人の4人家族。楽しく生活しながらセミリタイアを目指してます。もろもろ備忘録に書いてます。

賃貸と購入はどっちが得か?

よく話題になるこのテーマ。

経済性なら賃貸選択とは言われるけど、それなりの借家はそれなりの家賃がかかるし。。

それなりの新築購入しても、費用はそこまでかわらないのでは?
頭金不要なローコスト住宅なら、逆に毎月の費用が抑えられるのでは。

と言うことで、一応比較したいと思います。


わが田舎では、大まかに下記の相場です。

それなりの新築 3000万円前後
ローコスト住宅 2000万円前後
それなりの借家 8万5000円/月


では、それぞれの月々の実質負担を比較したいと思います。


それなりの新築購入の場合

毎月の返済 毎月9万5千円(30年ローン)
固定資産税 約1,5万円
修繕積立  約1万円
火災保険  2万円/年

合計    約12万円/月

ローコスト住宅等購入の場合

毎月の返済 毎月6万5千円(30年ローン)
固定資産税 約1万円
修繕積立  約1万円
火災保険  2万円/年

合計    約8万5千円/月

それなりの借家を賃貸する場合

毎月の家賃 8万5千円
保険    2万円/年


毎月の返済額と家賃を比較して、あまり変わらないから購入してもいいのでは?と思いそうですが、実際の維持費も加味すると、ローコスト住宅でもそれなりの借家を借りるのと同じくらいコストがかかることがわかります。


逆に、それなりの借家家賃は、ある意味合理的な金額になっていることがわかりました。


これに追加して、初期費用も比較したいと思います。購入の場合は物件の1割の費用が現金で必要です。借家は敷金礼金が必要です。

それなりの新築購入の場合
1割の手数料  300万円
引っ越し代金

ローコスト住宅購入の場合
1割の手数料  200万円
引っ越し代金

それなりの借家 
敷金礼金 17万円(相場)
引っ越し代金

よってローコスト住宅でも初期費用分は少なくとも余計にかかります。

仮に200万円を30年4%で複利運用できると約650万円になることを考えると、−200万円−650万円で−850万円の資産を手にできないことになります。
※300万円なら約1000万円になります。

逆にローコスト住宅の30年後は、私のような田舎では売るに売れず、固定資産税を払う様になりそうです。
※各地域によって資産価値は大きく異なると思います。

私の場合は、賃貸の場合のみ職場より毎月家賃補助が出ますので、賃貸の方がさらに経済性は高くなります。 

以上のように、経済性のみでみると、賃貸が得のようですが、地域の将来性や各家庭の価値観によって購入か賃貸かは最終的に判断することになります。